「熊野 水もうで」の書体について。




「熊野」の文字の一部に八咫烏が隠されております。



熊野三山で配布される「熊野牛王符(くまのごおうふ)」という、和紙に烏文字(からすもじ)と呼ばれるカラスの形で文字を表した木版を用いて手刷りされたものに朱印を押した、別名オカラスさんと呼ばれる神符になぞらえたものです。 




「水もうで」の文字

水もうでの書体は、「熊野もうで餅」を生み出した、珍重庵2代目店主 鈴木將之 が、熊野に訪れた方々の「熊野への思い」「幾久しい繋がり」をとの願いを込め書きしたためたものです。






「水引飾り」


贈答用のパッケージには八咫烏(ヤタガラス)をモチーフにした、金色の水引飾りがあしらわれております。熊野水もうでをお買い求めになられるお客様・お送りになられる先様のご多幸を願い、1つずつ手作業で作られたものです。




「カップのデザイン」


熊野水もうでの紙製の容器のデザインは全部で3種類。

熊野三山と関係深い八咫烏(ヤタガラス)に、
「玄米粉の原料であるうるち米が用いられ」、「珍重庵」と「鈴木家」の紋として使われている稲穂をあしらったもので、稲穂はいにしえより「実り」が連想される縁起のよいものとされ、お客様やお贈りされる先様が幸多きことへの願いが込められております。